印刷会社を上手く活用する10の法則
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その1:頭の中の企画をカタチにしてもらう方法

「こんな印刷物を作りたいけど具体的には中々まとまらなくって・・・」

お客様とお話しているとこう言うことって結構多いです。そこで一番大事なことは私どもと打ち合わせするまでお客様の「思考」を止めないこと。
早い段階でデザイナーなり制作担当者に「○・△・□」の表現でいいですから聞いてもらう。そして大ラフでもまずカタチにしてもらうこと。
それを見ると急に頭の中で具体的に整理されてくることが多いですよ。

まとめ
まずは何らかのかたちを提示してくれるように頼んでみましょう。

その2:納期など時間を短縮してもらう方法

チラシ等キャンペーンツールに使用する物に多いですが・・・

「こちらの準備が遅くなってしまったのですが納期を短縮できますか?」

このようなお問い合わせも結構あります。
この場合は意外と素材・セールスポイント等がまだ明確になっていないケースが多々ありますね。その時はお客様の方で素材などの用意がいつまでにできるかをハッキリ伝えることと、コンセプト等が明確になっていない場合などは企画の協力を依頼することも納期短縮には重要な要素になります。その上で可能な限りの短納期でのタイムスケジュールを出してもらうことが大事です。

まとめ
可能な限り整理した上でなるべく早く協力を要請しましょう。

その3:効率的な価格交渉をする方法

これは常にお客様としての要望があるのは当然ですよね。

限られた予算でいかに効率的に良い物作り上げるかはみなさん常に考えていることです。ポイントはいかに効率的に価格交渉をするかです。 予算がある程度決まっているのならそれをオープンにして相談することも一つの効率的な方法と言えます。

特に予算が決まってなく価格を抑えたい場合は複数の見積もりをとった上で各社安い項目をピックアップのうえ整理するのがいいですね。 その整理した価格の1割増しが最低価格の目安になりますのでその上で価格交渉に臨むことですね。
価格が下がったことで特別なことを要望しなければ制作レベルが落ちることはありません。

まとめ
情報をOPENにして歩み寄りましょう。

その4:総合的に印刷物の面倒を見てもらう方法

これは現在ある印刷物を当然のことですが総合的に把握してもらうことがまず第一となりますが重要なことは
「ONE TO ONE SOLUTION」
として営業担当者に自社のスタッフのような感覚と責任を持ってもらうことが条件になると思います。
それに添えない担当者であれば遠慮なく担当者を変えてもらう必要があります。
しかしまず始めの判断材料は依頼先の総合的な管理能力と総合的に依頼するための特別価格の設定をすることが大事ですね。

 

まとめ
担当者の資質は初対面である程度わかるものです。

その5:ミスの無い印刷物を作らせる方法

これはあえて言うまでもなく「ミスの無いのがあたり前」で「印刷会社を上手く活用する」以前の問題と思われがちですが、これが意外と意外。
一口にミスと言っても多くのケースがあり「部数」「加工」「発送」等かなり多岐にわたりますが特に大きい問題は致命的にもなりかねない価格表記、文字表記(誤字脱字)などの単純ミス。
これを含めたミスを事前に防ぐ方法は、しつこいと思われる位の確認です。

 

まとめ
他人任せでは良い印刷物は出来ません

その6:仕事の一部分だけ依頼する方法

急な事態も含め、制作だけ・データー処理だけ・印刷だけ・加工だけ....

など、部分的に依頼をしたい時も少なくありませんね。
その時はその部分だけの納期と価格の確認を依頼するのではなく、
まずトータルでやった時のことを確認したほうが良いと思います。
突然の事態ではない場合でもトータルな価格把握と納期把握をしてから個別の一部分を相談する方が価格的にも単発(部分的)で依頼するよりいい結果を出せる場合があります。

まとめ
まずは全体の価格・納期を提出してもらいましょう。

その7:小ロット(少ない数量)の依頼方法

小ロットの場合は急いでいるケースが多いので問い合わせ後すぐにある程度の価格、納期を伝えてくれるところに発注する方法が良いと思います。
ただ品質と対応が気になるところですので時間があれば事前にサンプル等を見せてもらうことが賢明ですね。

まとめ
フットワークが良いことを確認しましょう。

その8:印刷物以外の販促物を作ってもらう方法

販促物は最近の営業手法としてはかなり増えてきています。
現在は印刷会社も広告代理店としての機能を備えかなりのノウハウを持っていますので自社で設備が整っていなくてもグループ内での処理が 充分可能です。やはり経験が豊富な会社に依頼するほうが良いと思いますね。

そこで大事なことは販促物は多岐に渡るので以前同じような物を作成したことがあるかを確認してそのサンプルと価格を検証することを推めます。

まとめ
経験のある会社に安心して任せられるのが「吉」

その9:すでにある印刷物をリニューアル又は再現してもらう方法

これは大変多いケースです。
以前作っていた印刷物を他社にあえて依頼する場合は価格の不満、品質の不満、すでに以前の印刷会社が閉鎖している等多くのケースがあります。
この場合、発注担当者も価格を含めすでに経験済ですので依頼先の対応を見極めることがまず第一となります。
一度作ったという経験は作成の面での問題はほとんど無いと言えますので、どこの印刷会社でも作成可能ですので、その他のサービスや人間性で判断するくらいの余裕が出てきますね。

まとめ
対応力と付加価値で判断してみましょう

その10:良い印刷会社を見つける方法

インターネット等で印刷会社を探すケースは多いと思いますが紹介によるお付き合いもあると思います。 どちらにせよ良い悪いはどれも共通していることがあります。
わかりやすい判断としては「対 応」です。その対応力の一つの判断材料は問い合わせに対してのリアクション。メールなら当日遅くても 翌日返信が来ないような会社は止めた方がよいでしょう。
参考までに弊社では電話の問い合わせの場合は早ければ2〜3分、通常で30分以内遅くても1時間以内に連絡を差し上げることを徹底しています。

できれば自社の近いところ(東京らな同区又は隣接区)の印刷会社を検討することをお推めします。
もしその印刷会社で良いとなれば帳票類からカタログまで多くの物を依頼することが考えられますので近場でフットワークが良く、信頼のできる会社を見つける事が必ず利益につながる事でしょう。

まとめ
1回目の接触の対応である程度判断できます。

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番外編:悪い印刷会社を見分ける方法

一言で『悪い』というのはどうかと思いますが、やはり人と人、会社と会社での繋がりである以上、人間関係や人間性が必然的に重要な要素となってきます。
仕事の知識や熟練度、対応力はもちろんの事ではありますが、挨拶、電話対応など細かなところを見ていけばおのずとその会社の良し悪しが見えてくるのではありませんか?
この業界に20数年関わっていますが、お客様の発注先の変更理由は「担当者の対応」というのが大変多いですね。どうせならお互い気持ち良くお仕事を進めて行きたいですね。 

まとめ
対人関係でのストレスは最小限に

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